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2014年7月23日水曜日

移動通信における基本的事項


移動通信における基本的事項


◯通信方式

  • 無線LAN
  • ITS無線…高度交通システム用
  • 業務用移動無線システム…業務用連絡
  • 無線TAG…特定省電力移動無線システム、商品識別・管理

◯移動通信の要素

  • データベース…加入者情報の格納、網管理情報、コンテンツなどから構成されます。
  • 信号網…制御信号と情報を転送する役割(共通線信号網、パケット網、インターネットなど)
  • コアネットワーク…ネットワーク内において、アクセスノードから信号を受けたり、中継したり、他の網とのインタフェースの役割を司るノードです。
    (これらをそれぞれ、エッジノード、中継ノード、関門ノードといいます。)
  • アクセスノード…端末とのインタフェースとなるノード
    (携帯電話の基地局や無線LANのアクセスポイントが相当)
  • 端末…携帯電話機、無線LANカードモデム、コードレス電話機などです。これらが有機的に結合され、サービスが提供されています。

  • 3GPP…W-CDMAの無線およびネットワークの標準化を行っている、ベンダー、オペレータの国際的な団体である。
  • IUT-R…国際電気通信連盟の中の無線部分を標準化のオーソライズ機関である。ここで勧告として承認されると、国際的な標準として認知されたこととなる。
  • TTC…我が国におけるネットワークに関する標準化機関である。移動通信、固定通信ともにネットワークに関わる事項を扱っている。
  • ARIB…電波産業会の英語の略称名であり、電波を用いるシステムのエアインタフェースプロトコルの標準化機関である。強制力はないが、相互接続のためには準拠する必要がある。
  • 無線アクセスの技術開発…周波数使用効率、収容能力、伝送品質など
  • フェージング…移動端末の受信レベルは多数の電波の干渉により、この図に示すように移動にともない波長オーダの距離で20~30dBもの変動をします。


◯変調信号がアナログの場合

  • アナログAM方式(振幅変調方式)
  • アナログFM方式(周波数変調方式)
  • アナログPM方式(位相変調方式)

◯移動通信における伝送系で重要な観点

  • 電力効率が高いこと。
  • 伝搬変動に強いこと。
  • 帯域を有効に利用すること。



5. デジタル変調と復調



6. 多元接続方式



7. メディアアクセス制御方式



8. 通信プロトコルと情報伝送制御



9. システム構成と接続制御技術



10. データ伝送とモバイルインターネット



11. 移動通信の将来展望

サービスデリバリの5つのプロセス



  • サービスレベル管理・・・ビジネス部門の要件とIT部門のサービス提供とのインターフェースの役割をしている。
  • ITサービス財務管理・・・ITサービスのサービスレベルとITサービスに必要なコストのバランスをとる重要な役割を担っている。
  • キャパシティ管理・・・ボリュームの観点からビジネスの変動にITサービス処理能力を適合させる。
  • 可用性管理・・・ビジネスにとってITサービスが必要なときに提供できる能力を管理する。
  • ITサービス継続性管理・・・災害時などで事業継続に影響するような事態にITサービスの復旧能力を保証するプロセスである。

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